豆まき?

あ、今日は節分だった!
と言うことに、先ほど気がつきました。

ここ数年間、ずっと豆まきをしておりません。

遠い昔の事なので、記憶が曖昧なのですが、幼い時にある童話を読みました。

そのお話の中では、ある小さく優しい心を持つ鬼が、その住み着いている家にいる小さい男の子を、誰にも存在を気づかれずに、ずっと守り続けている、というお話でした。

しかし、その鬼は、その家の風習である節分の豆まきによって、結果的に追い出されてしまうことになるのです。

その後のストーリーは覚えていませんが、確か、雪の寒い中を、その小さな鬼は彷徨っていたような気がします。ずっとその家を守っていたのに、節分の行事によって追い出されてしまう哀れな姿や不条理さに、私の胸は痛くなったのを思い出します。

以後、節分の日を迎えるたびに、このお話を思い出すのですが、私が数年間豆まきをしない理由には、ただ節分の日を忘れているという理由が80%ですが、このような小さい鬼がもしもいるなら、追い出すのはかわいそうだという、幼い時に感じた思いが20%どこかに残っているような気もします。

いずれにしても、本日の豆まきはタイミングも逃しましたし、家に豆もありませんので、無しとします。

明後日は雪になるようです。

交通機関が乱れたりしないよう祈りつつ、足元が滑らないよう、どうぞ皆様もお気をつけください。

Oh, today was Setsubun! I just realized it. 

We haven’t done bean-throwing for the past few years.

A long time ago, my memory is a bit fuzzy, but as a little girl, I read a fairy tale. 

In the story, an ogre with a small, kind heart protected a little boy in the house, unnoticed. However, the ogre is eventually driven out by the family’s customary Setsubun bean-throwing.

I don’t recall the story after that, but I think the little ogre wandered around in the snowy cold. 

My heart ached at the pitiful sight and absurdity of the little ogre being expelled for good by the Setsubun event, despite guarding the house all his life.

Since then, every Setsubun day, I remember this story. The reason I haven’t done Mamemaki for several years is 80% forgetting Setsubun day, but around 20% remains the feeling from childhood that it’s a pity to kick out these little demons, if they exist.

In any case, we missed today’s bean-throwing ceremony, and we don’t have beans at home.

The day after tomorrow, it’s supposed to snow. Please be careful not to slip and hope traffic won’t be disrupted.

Have a wonderful weekend everyone!! 

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