ハプニング(劇場からつまみ出された酔っ払い)

まだ心臓の動悸が止まりません…。

レッスンがキャンセルになり、練習も無かった今夜は、ロンドン市内に出かけ、売れ残りの一番安いチケットを買い、ノヴェロ劇場へ行きました。

 

しかし、そこでハプニングが起きました…。

思いもよらず、タチの悪い酔っ払い2人組の隣の席になってしまったのです…。

彼らは手に持った赤ワインを座席で大きく振り回したり、前の席を蹴って暴言を吐いたり、変な事を言ってきたり、髪を触ってきたり…。

私は隣に座っていたので、かなり危うい思いをしました。しかし開演中は席を立つわけにもいかず、なるべく相手にせず、冷静を装っていました(でも心臓はバクバクです)。

そうこうしているうちに、危険を察知した巨体のセキュリティガード達が暗い通路に現れ、見張ってるから大丈夫、と目配せをくれました。

結局、セキュリティガード達による包囲網で、酔っ払い達は途中でつまみ出されていきました。その後どうなったのかは分かりません。

休憩中に、劇場内のおばさま達が寄ってきて、「可哀想に…あなた大丈夫だった?」とご親切に声をかけてくださいました。こういうのって、世界共通なんですね(笑)

劇場のスタッフの方も「こんなこと、滅多にないんです…本当にごめんなさいね」と言って気を使ってくださり、席を別の席に変えてくれました。

席をアップグレードしてもらったものの、頭から爪先まで強張りが取れず、舞台の中身は、ほとんど覚えていません(笑)

こんなことって有るんですね(笑)
まるでフィクションの世界にいるみたいでした。

 

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