キャンティクラシコ
先日、KALDIで見つけた イタリアトスカーナの赤ワイン。 鶏のマークがシンボルの キャンティクラシコ。 なぜ、鶏のマークがシンボルなのかというと。 800年以上も昔のシエナとフィレンツェの領土争いに端を発する有名なストーリーがあると教えてもらいました。 ある時、朝に両者が飼っていた鶏が鳴いた時を起点に、シエナとフィレンツェが両者の騎士を走らせ、出会った場所を国境にすると決めたそうです。 シエナは、普通に餌をあげていたので、いつも通りの朝に鶏が鳴きました。 フィレンツェは、ある策を取り、鶏に餌を与えず、鶏にお腹を空かせ、いつもより早く鳴くようにしました。 その結果、フィレンツェはシエナより何時間も前に騎士を走らせており、結局、シエナのすぐそばの町、フォンテルートリで出会い、1208年にフォンテルートリ協定が結ばれました。 ワインの美味しさの裏には、色々な歴史があるのは、面白いですね。